ブルージェイズとマイナー契約で合意した川崎宗則内野手(31=前マリナーズ)が、師との戦いを胸に渡米した。16日、成田空港から韓国経由で空路、キャンプ地の米フロリダ州へ向かい「燃えに燃えてます。(イチローの所属するヤンキースと戦うことが)一番大きなモチベーションになってくる」と目を輝かせた。

 師と慕うイチローにも連絡を入れ「ホッとした。一緒にまた頑張ろう」と声をかけられたという。チームは同じア・リーグ東地区所属だけに、メジャー昇格して再会することが第1目標になる。前回大会まで日本代表として主力で活躍したWBCにも影響を受け「勇気をもらっているし、野球は面白いなとあらためて思う。今回の日本は最強だと思う」と力をもらっている様子だった。