右肘痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大投手(25)が26日(日本時間27日)、遠征先デトロイトでの試合前、ブルペンで投球練習を行った。速球をはじめスライダー、チェンジアップなどの変化球を織り交ぜ、セットポジションからを含め31球を丁寧に投げ分けた。その後は、気温34度の蒸し暑さの中、黙々と外野を走り込み、汗を流した。

 ジラルディ監督は「感じはいい。予定通り、木曜日(28日=日本時間29日)に投げる」と話し、同日実戦形式の練習で打者相手に45球程度を投げる予定だ。現段階で今後の日程は明かされていないが、中4日の間隔で調整を進め、マイナーまたは実戦形式で球数を増やしていく見込み。9月上旬の復帰へ向けて、田中の足取りが日増しに確かになってきた。