ソフトバンク工藤公康監督(51)が投手陣の底上げに手応えをつかんだ。

 26日、宮崎の春季キャンプを打ち上げた。西武との練習試合は雨天中止となり、室内練習場で選手の練習を見つめた。「何をするにも初めてで、新しい発見とユニホームを着た喜びで短い1カ月だった」。オープン戦、練習試合の3試合で合計2失点と若手投手のアピールが目立った。「非常にいいデキ。課題をクリアできている。十分にアピールしてくれた。こちらにとっては、うれしい悩み」。

 キャンプ全体の総括としては高い得点をつけた。「投手でけが人が多かった分を入れると、98点。ほぼ100点に近い」。チームは同日に帰福。27日には本拠地ヤフオクドームで韓国・サムスンとの親善試合を予定している。