米大リーグから広島に復帰した黒田博樹投手が8日にマツダスタジアムで行われるヤクルトとのオープン戦で実戦初登板する。

 7日の練習では短い距離のダッシュを繰り返すなどして調整した。8年ぶりに愛着のある街で、ファンを前に投球する。「どういう心境になるかは実際にマウンドに立ってみないと分からない」と素直な気持ちを口にした。

 2月18日にキャンプ合流し、ここまでシート打撃には2度登板。順調に状態を上げてきたベテランは「現時点の球で、打者がどういう反応をするか見たい」。開幕カードで対戦する可能性もあるヤクルト打線については「(今は)イメージは湧かない」と話した。