怪物攻略へ「納豆野球」を見せる。楽天大久保監督が開幕戦の対戦相手である日本ハム大谷攻略に向けて、粘りの打撃をポイントに挙げた。「2ストライクになっても、粘ってファウルにする。そこからフォアボールを取ったりして出塁する。王道すぎるけど、納豆野球でいいよ」と故郷茨城の名産になぞらえた。

 我慢比べは覚悟している。開幕マウンドは則本に託した。162キロ右腕との投げ合いでは1点の重さがさらに増す。「フォアボールやエラーが罪になる」と1つのほころびから試合が動くと言い切った。より多くミスを誘うためには、各選手の積極性が重要。「相手もプロ。初球から振らないと分かったら、どんどんストライクを取ってくる」と振らせることで緊張感を与え、かき回すつもりだ。