阪神がミラクルの開幕2試合連続サヨナラ勝利を収めた。0-0の延長10回無死満塁で代打関本賢太郎(37)が打席へ。

 中日祖父江に追い込まれたが、ファウルで粘り、フルカウントに持ち込む。8球目の抜けた球が左手首を直撃。歓喜のサヨナラ勝ちになった。

 関本は「昨日(27日)も回ってくるんじゃないかと思って準備していた。いい結果になって良かったです」と笑顔を見せた。和田監督は「あれは顔で取った死球。サヨナラでも何でも勝てばいい。昨日のアレがあったから、こういう試合になっても取れたと思う」と声をはずませた。

 開幕から2試合連続のサヨナラ勝利は13年ロッテ以来で、阪神では球団史上初めて。早くも単独首位に立った。