8年ぶりに日本球界復帰の広島黒田博樹投手(40)が7回を5安打無失点に抑え2740日ぶりとなる日本での白星を挙げた。

 広島での勝利は2007年9月27日のヤクルト戦(広島)以来となった。

 試合後のヒーローインタビューは以下の通り。

 -「おかえりなさい」の声援を受けて

 黒田 今日の試合勝ててよかったと思います。

 -試合開始から多くの声援を浴びていた

 黒田 広島のマウンドは最高でした。

 -オープン戦と公式戦のマウンドは違うか

 黒田 結構、自分でも力が入りすぎてバランスも良くなかったですけど何とか投げられたと思います。

 -7回無失点

 黒田 なかなか味方も点を取れずに苦しんでいたんですけど、なんとか援護してもらえるまで頑張ろうと思って投げてました。

 -打席に入った際も大きな声援

 黒田 ヒットはたまたまです(笑)

 -二塁打の感触は

 黒田 その前の打席で、チャンスの時に打っておけばよかったなと思っていました。

 -7回、中村を三振に打ち取ったときは雄叫びも出た

 黒田 展開的にも苦しい場面でしたし、自分の中でも最後、目いっぱいの1球を投げたつもりだったので、それがいい結果になってよかったと思います。

 -9回、抗議の緒方監督の気迫も伝わってきた

 黒田 仲間を信じて、裏でモニターを見ていました。

 -日米通算183個目のウイニングボール

 黒田 一番は本当に、これだけ、たくさんの声援を受けてマウンドに上がって、そしていい結果が出てホッとしています。

 -2015年シーズンにかける抱負を

 黒田 いつまで体が続くかわからないですけど、体が続く限り、チームのために投げていきたいと思っています。