阪神藤浪晋太郎投手(21)はクセのチェックを行った。前日19日巨人戦は7回で142球を要し、8安打で2失点だった。一夜明けて甲子園室内練習場で指名練習に参加。高代作戦兼内野守備走塁コーチ、山脇外野守備走塁コーチからアドバイスを受けるシーンもあった。

 高代コーチは「セットポジションの入り方について、こうやってみたらと伝えた」と説明。藤浪は「もしかしたらクセがバレているかもしれない、と言われました。もともと意識はしていますけど、気をつけたい」と野手部門コーチの指摘に感謝した。

 次回は26日広島戦に先発予定。昨季は9戦で6勝1敗と大きく勝ち越したが、今季は12日甲子園で7回9安打3失点と苦戦した相手。「去年は勝てているけど、すごく抑えているイメージはないです」。冷静に試合を作り、3月29日中日戦以来の2勝目につなげる。