ブレーク中の日本ハムのドラフト3位ルーキー浅間大基外野手(18)が、デビュー戦から4試合連続で安打を飾った。

 8回1死。オリックス佐藤達の内角低めの直球147キロを中前へはじき返し、ここまで3打数無安打も4打席目でこの試合初安打。「最後は気持ちで打ちました。1軍で活躍している投手なので、質が違った」と初々しく、一打出た喜びを振り返った。

 記録を継続し、ドラフト制後の高卒ルーキーのデビュー戦から最長の4試合連続安打の99年赤田(西武)に並んだ。10日の同戦で、記録更新に期待がかかる。

 <浅間大基(あさま・だいき)アラカルト>

 ◆生まれ 1996年(平8)6月21日、東京都出身。183センチ、75キロ。右投げ左打ち。家族は両親と姉2人。

 ◆アマ時代 牛込一中では新宿シニア所属で投手兼外野手。横浜では1年春からベンチ入りし、2年夏の県大会準々決勝で桐光学園・松井(現楽天)から2ランを放つ。高校日本代表。

 ◆強心臓 高校日本代表として参加した14年9月のU18アジア選手権(タイ)のレセプションで、お笑い芸人のような炭酸飲料一気飲みのネタを披露。「(プロでも)やれと言われたらやりたい」。

 ◆1軍デビュー前 キャンプ中は高卒ルーキーながら紅白戦2試合に出場。オープン戦も2月22日ヤクルト戦に「7番中堅」で先発。2軍戦は主に1番打者で起用され、30試合出場で打率3割2分3厘、2本塁打、21打点。

 ◆早くもグッズ 8日発売の球団「名言Tシャツ第2弾」でデビュー戦のコメント「ドラフト3位で入団しました、ルーキーの浅間大基です」が採用に。