サヨナラ負けを喫したが、ソフトバンクが7回に大谷から一挙5点を奪った。

 7回、高田、福田と左打者がコンパクトに逆方向へ流し打つ安打を放ち2死満塁とチャンスをつくる。

 9番高谷の打順で代打吉村が中前へ2点適時打を放った。「走者をかえすことだけ考えていた」と152キロをはじき返した。

 1点差でなおも満塁にすると中村晃の打席で大谷が暴投し同点。5球目の外角フォークを中前へはじき返す2点勝ち越し適時打を放った。「みんなでつないでくれた。あそこで同点になって少し楽になりました。気持ち1本です」と納得の1打となった。