ソフトバンク寺原隼人投手(31)が復活の白星を挙げた。

 昨年5月に右膝を手術し、今回が先発では2度目の登板となった。初回からコースを丁寧に突く投球で好調の日本ハム打線を7回2安打無失点に抑えた。昨年4月16日楽天戦以来となる勝利に、満面の笑みを浮かべた。

 「素直にうれしい。野手のみんなが大量点を取ってくれた。気持ちの面ですごく助かった」。長いリハビリ生活を抜け出し、先発6人目の座をつかんだ。

 工藤監督は「球数も少なかったし、いい内容だった」と手放しで喜んだ。