DeNA筒香嘉智外野手(23)が、右太もも裏を痛め負傷交代した。1回1死一、二塁の好機で迎えた第1打席で遊ゴロに倒れた際、併殺を阻止するために一塁へ全力疾走。ベース手前で痛みを感じたようで、顔をしかめながらベンチに引き揚げた。試合中は電気治療とアイシング措置を行い、今日25日に横浜市内の病院で精密検査を受ける。

 明日26日からの交流戦出場について、筒香は「病院に行ってみないと分からない。(試合で)いけるならいきたいけど、感触的には分からない」と慎重な姿勢を見せた。検査の結果次第では、1軍登録を抹消する可能性もある。筒香は開幕から主将、4番としてチームをけん引。ここ5戦でも4本塁打、8打点をたたき出しており、離脱となればチームにとって大きな痛手となる。

 いずれにせよ精密検査の結果次第での判断になるが、山崎憲と桑原を1軍に合流させ有事に備える。中畑監督は「筋肉の中のことだから。いろいろと治療をやってみてになる。打席に立てるのであれば、代打でもという考えはある。明日の様子を見てから」と説明した。