阪神は26日、右肘屈筋の筋挫傷で出場選手登録を外れた西岡剛内野手(30)が、25日に大阪市内の病院で再検査を受け「右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断されたと発表した。

 手術を必要とするレベルではないというが、和田監督は「時間がかかる。チームが一番苦しい時に帰ってくるよ、あいつは」と話し、前半戦復帰は絶望的だ。

 西岡は22日のDeNA戦(横浜)で送球した後に右肘の違和感を訴え、この日から兵庫県西宮市の鳴尾浜球場でリハビリを開始。「今は現実を受け止めるので必死ですが、いつまでもそうは言ってられない。1日でも早く復帰できる努力は怠らないようにしたい」と前向きに述べた。