イズワンを見習う!? DeNA中畑清監督(61)が16日のサッカーW杯アジア2次予選で、日本に23本のシュートを浴びながらゴールを割らせなかったシンガポールGKに刺激を受けた。「すごいな。あの姿は捕手にも共通するところがある」とうなずいた。

 10連敗で終わった交流戦は暴投が16あった。12日の日本ハム戦では暴投で決勝点を与えサヨナラ負け。バッテリー間のミスが失点につながる場面が目立っただけに「ワンバウンドでも絶対に前に落とすという気持ちが大切」と力を込めた。

 17日の全体練習中には高城、嶺井とホームでのブロック姿勢を、身ぶりを交えながら確認。「やっぱり守りは野球の原点。(捕手は)最後のとりで。球際の強さと勇気が大事になる」と説いた。高城も「投手に安心して投げきってもらえるように全力で(球を)止めないといけない」と引き締めた。日本の壁となったイズワンのようにホームの壁となり、勝利への流れを引き寄せる。