7月7日以来の先発となった広島黒田博樹投手(40)が、7回7安打1失点で7勝目を挙げた。

 1回を3者凡退で切り抜けるも、2回以降は毎回走者を背負った。それでも丁寧な投球で連打を許さなかった。

 2、3回と援護をもらい、1点差の6回表は2死一、三塁で打席に立ち四球を選んだ。自らチャンスを広げると、3者連続適時打が生まれ黒田もダイヤモンドを1周しホームを踏んだ。「(四球は)たまたまです。あの回は攻撃に感謝です。チームが勝てたので、それが一番です」。

 後半戦初先発で7回111球を投げて無四球だった。46日ぶり白星となる7勝目でチームも連勝。4位浮上に導いた。