“究極”のゲキに応えた。3戦ぶりのスタメン出場だった日本ハム杉谷拳士内野手(24)が、1点を追う7回、右翼のホームランテラスへ値千金の同点弾を放った。

 今季初アーチに「打った瞬間の感触はすごく良かったんですけど、弾道が高かったので捕られるかと思いました。でも、ここ最近左打席で結果が出てなかったので、この大事なところで結果が出て本当に良かったです」。試合前には、栗山英樹監督(54)から「拳士! ラストチャンス」と声をかけられていたが、愛のムチが結果につながった。