阪神福留孝介外野手(38)が右手を痛がるそぶりを見せた。この日は4打数無安打に終わったが、7回の最終打席、初球を空振りした後、右手を気にするしぐさがあった。その後は見逃し三振に倒れた。

 試合後、福留本人は多くを語らず、球場を後にした。右手中指にはテーピングがされていた。関川打撃コーチは「あれはよくあること。きょうはタイミングが合わなかったね」と話したが、3番打者として打線を引っ張ってきた男だけに欠場となれば、チームとしては大きな痛手。連勝に沸く中で非常に気がかりなシーンだった。