小さな大魔神ことDeNA山崎康晃投手(22)が、90年に与田剛(中日)がマークしたプロ野球新人セーブ記録に並ぶ、31セーブ目を挙げた。

 9回に大歓声の中、リリーフカーで登場すると、川端から始まる主軸打線を1安打無失点に抑え、試合を締めくくった。お立ち台に上がったヒーローは「いつも以上に声援が大きく聞こえた。ちょっといつもと違うマウンドだったので力が入ってしまいました。シーズンの始めに言ったとおり『小さな大魔神』になります!」と大歓声を全身で受けた。

 記録到達に関しては「シーズンを戦っていく中でいろんなことを吸収して、自分のプラスにできている。オールスター後からセーブ数が増えてきたことを感じていたし、記録が近づいているということも感じていました」とホッと胸をなで下ろした。