ソフトバンク柳田悠岐外野手(26)が自慢の快足を生かして、トリプルスリーに近づいた。初回に一塁へのゴロで全力疾走。相手の緩慢な守備もあって、タイムリー内野安打になった。5回には今季26盗塁目を記録。リーグトップの日本ハム中島に並び、首位打者と盗塁王も現実味を帯びてきた。

 疲れがたまる夏場でも、ファンに夢を与えることは忘れない。この日放送された日本テレビ系列のチャリティー番組「24時間テレビ」に松田、森福と出演。収録日の3日は東京からの移動休みだったが、ボランティア活動ということで3選手で球団を説得。シーズン中では異例のテレビ出演となった。福岡・能古島で、部員が3人しかいない軟式少年野球チームが試合するために助っ人として参加。炎天下の中、大はしゃぎでプレーした。収録は予定より2時間以上遅くなったが、柳田は「楽しかった」とケロリとしていた。

 3回には後藤の飛球を背走しながらキャッチ。走攻守でチームの勝利に貢献した。