ソフトバンクが快勝でマジックを「14」に減らした。

 初回にバスターエンドランが成功するなど、西武牧田を揺さぶり、主軸のタイムリーなどで5点を先制。その後も着実に追加点を挙げ、西武の反撃を許さなかった。貯金は11年以来の「40」に到達。工藤公康監督(52)は「明日、負けると、39になる。通過点と言えば、おこがましいが、選手ががんばってくれたから。自信につなげてほしい。1つずつ、丁寧に全力で戦うのが大事だ」と表情を緩めなかった。苦手とされる9月、カード勝ち越しの好スタートを切った。