東地区後期優勝の福島ホープスは、ホームに前期優勝の新潟アルビレックスを迎え、1-0で勝利。18日の敵地での第1戦を1-3(6回降雨コールド)で落としたが、これで1勝1敗とし、望みをつないだ。

 1回裏1死二塁、元ヤクルトの3番貴規外野手(22)の中前適時打で先制点を挙げた。貴規は今季リーグ戦中73戦出場し、98安打。リーグ史上3人目の100安打には届かなかったが、大一番で勝負強さを発揮した。

 20日の敵地での3戦目で勝った方が、西地区覇者との決戦に進める。岩村明憲選手兼任監督(36)は「負けたら最後。今日という日を楽しもう、と話したのを選手が実践してくれた。明日もそう戦えれば」とうれしそうに話した。