オリックス次期監督は、福良淳一監督代行(55)の“内部昇格”が有力となっていることが21日、分かった。

 この日西武に敗れてCS出場の可能性が消滅したが、球団は、監督代行就任後からここまでの手腕と統率力を評価。監督人事は宮内義彦オーナー(80)の専権事項とあり、最終決定には至っていないようだが、来季は「福良オリックス」を基本線に進められている。

 ある球団関係者は「チームをよく知っている人の方がプラスになる」と話した。福良監督代行はもちろん球団事情に精通しており、20年ぶり優勝を狙う来季にスムーズに移行できると判断したようだ。現場からも監督代行の昇格を期待する声が多く上がっている。