元阪神、元ヤンキースのオリックス井川慶投手(36)が復活の1軍昇格をアピールした。

 6回から4番手で登板。横田を内角高めの143キロ真っすぐで空振り三振に斬ると、打者清水の時に最速145キロを計時。そして清水を真っすぐで二ゴロに取ると、植田も真っすぐで押して中飛に抑え1イニングを10球でピシャリと抑えた。「去年は万全じゃなかったけど、今は体も元気です。鍛え直して真っすぐも戻ってきた。最後まで(1軍への)準備をしておきます」。1/3回で5安打4失点と打ち込まれた8月15日ソフトバンク戦(雁の巣)以来のマウンド。1軍登板も昨年5月以来なく、今季も2軍で0勝4敗、防御率14・40と結果を残せなかったが、最終盤で光が差した。