中日ラウル・バルデス投手(37)が6回途中2失点と先発の役目を果たした。

 2回に自らの適時打も含めて4点の先制点をもらうと、低めを丁寧に突く投球で阪神打線にあと1本を許さなかった。6回にマートンのソロなどで2点を失ったが、リードは保った。これが来日1年目の最終登板と予想される。「甘いボールもあったけど立ち上がりから自分のリズムで投げることができた。(適時打は)得点圏に走者がいたので初球から積極的にいった」と振り返った。