西武岸孝之投手(30)が28日、都内の病院で検査を受け、左腹斜筋の肉離れと診断され、CSに進出した場合の復帰も難しくなった。

 鈴木球団本部長は「CSに向けての調整にはならない。来年もある投手。(進出した場合)日本シリーズに行けるかなという感じ」と説明した。当初はこの日のロッテ戦の先発予定だったが、26日のブルペン投球で違和感を感じた。前日27日になり、先発回避が決まった。開幕前も同箇所を痛めており、当時は1軍登板まで約2カ月を要した。前回より症状は軽いとみられるが、繊細な箇所なだけに慎重に回復を待つ必要がある。