日本ハムが13日、ドラフト会議(22日、都内)で県岐阜商・高橋純平投手(3年)を1位指名することを決めた。

 この日、栗山監督を交えて札幌市内の球団事務所でスカウト会議を行い、方向性を固めた。最速152キロの本格派右腕で、大谷ら若手がそろう投手陣の基盤を強固にするため、スケール感あふれる逸材に狙いを定めた。

 左腕が手薄なチーム事情から、高校生では東海大相模・小笠原慎之介投手(3年)の選択肢もあったが、最終的に高橋へと傾いたようだ。栗山監督の「日本一になるためには投手。スケールの大きな投手が、もう1人」とのリクエストにも合致した。競合必至のリスクもあるが、初志貫徹で高橋を射止めにいく。