中京学院大(岐阜)のドラフト候補がチームを勝利に導いた。

 5-0とリードしながら2点をかえされた6回途中から、右腕の宮地翔太(4年)が登板。8回に1点差まで詰め寄られたが逃げ切った。

 宮地は「久しぶりの実戦で真っすぐがよくなかった。そのかわりに変化球がよかったのでOKでした」と汗をぬぐった。

 190センチ、91キロの体格から最速147キロを投げ込む。この日は「真っすぐの感覚はいいときの半分くらい」と振り返った。スプリット、ツーシームなど変化球も多彩だ。近藤正監督(67)は「4年になってバランスがよくなった。(追い上げられたが)最後まで託そうと思ってました」と話していた。

 中京学院大は2位代表となり21日からの1位決定トーナメントに進出した。