昨年の都市対抗王者、西濃運輸(岐阜)が惜敗し、2回戦で姿を消した。

 西武3位の野田昇吾投手(22=鹿児島実)が毎回のように走者を出しながら、6回途中まで1点でしのいだが、打線はホンダ(埼玉)の先発・福田大輔(22=白鴎大)の前に沈黙した。

 0-3の8回に東名(とうみょう)真吾内野手(32=福岡工大)の右翼フェンス直撃の適時二塁打で2点を返したが、反撃もそこまで。

 林教雄監督(65)は7回2死から四球と連打で2点を奪われた場面を「相手投手もよかったけれど、2死走者なしからの失点が悔やまれる」と振り返った。