阪神植田海内野手(19)が5日、掛布雅之2軍監督(60)から熱血指導を受けた。

 秋季2軍鳴尾浜キャンプ第1クール最終日。昨年のドラフトで近江高からドラフト5位で入団したチーム最年少の19歳が、チーム最年長の60歳から身ぶり手ぶりで打撃を教わった。

 植田は「打ちに行く時、目線が浮いてしまうので、頭の位置を動かすな、と言われました」と、その場で軸をブラさない打法を反復。

 1年目の今季は腰痛で数カ月離脱した時期もあったが、10月のフェニックスリーグで快音を連発するなど、手応えをつかみつつある。

 「楽しくないし無理やろなと思った時もありましたが、今はバッティングもうまくいくようになってきました」と、掛布道場で充実の秋を迎えている。