阪神掛布雅之2軍監督(60)が7日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で金本新監督と豪華な「W指導」を展開した。

 特打で大砲候補の横田が打席に入ると、ケージ裏でともに見守り、2人で何度もスイング動作をしながら野球談議。「ちょっといろいろ言い過ぎたかな」と笑いながらも「打つ基本は(昔もいまも)そんなに変わらない。ボールを捕ったり、投げたり、打ったり、基本的な部分は、そう変わるものじゃない」と振り返った。

 1軍監督が直々に2軍練習を指導したことについて、掛布2軍監督も「鳴尾浜に1日でも出てきてくれて、選手にとって、いい刺激になった。技術どうこうじゃない。気持ちが変わる。そういうことはすごく大切だと思う」と話す。2軍選手であっても、分け隔てなくチェックする姿勢に感謝していた。