侍ジャパンのDeNA山崎康晃投手(23)が今オフ、米ロサンゼルスに“短期留学”することが13日、分かった。現地ではアスリート専用施設でのコンディショニング管理や、語学学校に短期的に通い語学、文化などを学ぶ。期間はクリスマス前に出発し、2週間程度の滞在を予定している。「大学までは、まとまって自分の時間をつくることが難しかった。今回はチームにもサポートしていただき感謝している」と球団の後押しも受け、渡米が実現する。

 プロ1年目の今季は守護神に抜てきされ37セーブをマーク。新人のセーブ記録も樹立した。マウンドに上がれば闘争心をむき出しにする投球スタイルで「小さな大魔神」としてファンからも絶大な支持を得た。侍ジャパンにはルーキーで唯一選出され「どんなに成績を出しても周りの方々に感謝することと、さらに上を目指すことを忘れてはいけないと思う」と向上心が原動力になっている。前日12日のドミニカ共和国戦でプレミア12初登板を果たし、3者凡退で好発進。同大会終了後に迎えるオフ期間も時間を有意義に活用し己を高める。