早大は、エース左腕大竹耕太郎投手(2年=済々黌)の163球の熱投も及ばず、春秋リーグ戦、全日本大学野球選手権に続く6大学史上初の「4冠」を逃した。

 大竹は14回途中まで163球を投げて、6安打5奪三振2失点。

 「4年生のためにも頑張りましたが、結果は負けてしまった。腕を振って投げることを意識しました」と悔やんだ。

 高橋広監督(60)は「最後の最後で、あと1点。悔しいです」と言った。