今季限りで現役引退し、日本ハムを退団した木佐貫洋氏(35)が、やや戸惑いながら極上のラム肉に恍惚(こうこつ)の表情を浮かべた。

 25日、日本ハム市川友也捕手(30)とともに今季、応援大使を務めた北海道・士別市を訪問。同市内にある「世界のめん羊館」で飼育されている羊と戯れた後、敷地内にある「羊飼いの家」では、同市特産のラム肉「サフォーク」を振る舞われて笑顔も、同市の羊がモチーフのゆるキャラ「さほっち」「メイちゃん」「みう」に見守られながらの試食に、木佐貫氏は「ゴメンね。いただきます、すいません」。ラム肉特有の臭みもなく、柔らかい絶品に「おいしいです」と感動。市川も「本当に柔らかくて、おいしいです」と、同市のもてなしに感謝。木佐貫氏は「命の大切さを、あらためて知りました」と、感慨に浸っていた。