中日谷繁元信監督(44)が来季の目標に「最優秀監督賞」奪取を掲げた。25日、都内で開催された「NPB AWARDS 2015」に出席し、功労賞を受賞。壇上では最優秀監督賞を受賞したヤクルト真中監督を横目に「一瞬、ふと思ったよね。受賞できたら、と。悔しいですね」と唇をかみしめた。晴れの舞台で、3年連続Bクラスから優勝争いへとチームを押し上げると、あらためて決意した。
円卓では、次々とステージに上がっていくソフトバンクやヤクルトの選手たちを見送った。中日からの受賞者は現役を引退した小笠原新2軍監督、山本昌氏、和田氏をのぞいては、ベストナインの平田のみ。ベテランがいなくなったチームについて「それは正直、時代の流れ。なにもできなくなるのはダメ。次の選手を育てるだけ」と語るなど底上げは必須だ。
自身の手には、27年間の現役生活が詰まった功労賞の盾が輝いた。今季、プロ野球記録となった3021試合出場を達成し、引退した。「負けるのが本当に嫌いだった。そうやって1日1日過ごしてきた結果」と積み重ねてきた。監督専任となった今、勝利にさらに貪欲だ。「今日、見たからではなく、もう始まっています」。来季の戦いはスタートしている。【宮崎えり子】



