ソフトバンクから海外FA権を行使した松田宣浩内野手(32)が、去就の結論を年内に出す意向を持っていることが5日、分かった。関係者によると、松田は現時点で越年は考えておらず、今月中に来季の所属チームを決め、自主トレをスタートさせる。

 松田はこの日、メジャー球団との交渉役としてピーター・グリーンバーグ氏と代理人契約を締結。すでに接触のあったパドレスを始め、メジャー各球団からのオファーを待つ構えだ。7日(日本時間8日)から10日(同11日)までテネシー州ナッシュビルで開かれるウインターミーティングで移籍市場も本格化するだけに、今後の各球団の動向が注目される。

 松田は国内の他球団に移籍する考えはなく、メジャー移籍かソフトバンク残留かで検討している。8日から14日までは優勝旅行でハワイに滞在予定で、帰国後、出そろった条件を元に、結論を下すこととなりそうだ。