野球の伝道師になる。ロッテ大嶺祐太投手(27)が石垣島キャンプ休日の15日、小浜島を訪れ子供たちと交流した。フェリーに揺られ約30分。NHKドラマ「ちゅらさん」の舞台となったのどかな島に、小中学校は1つだけ。児童・生徒計50人は、誰も野球経験者がない。一緒にキャッチボールなどを楽しみ、「野球を知らなかった子もいる。興味を持ってくれれば」と話した。

 石垣島出身として、一肌脱ぐ。同島の八重山が今春センバツの21世紀枠の候補にはなったが、石垣島と他の離島とでは野球熱に差があるのも事実。「交流することで応援してくれる人もいる。他の島も、ぜひ行きたい」。既に、波照間島は訪れた。来年以降、他の離島も訪問するつもりだ。12日に宮古島出身の歌手、琴菜と結婚。今季登場曲の作成を頼んだ。南国代表として、地域を盛り上げる。