西武菊池雄星投手(24)がキャンプ第4クール3日目の18日、紅白戦に先発した。

 3回を投げて2安打1失点(自責0)。

 変化球主体をテーマに掲げてのマウンドに「カーブ、チェンジアップを試せたのは次につながると思う。長いイニングを投げる意味でも、真っすぐ、スライダーに頼らずにいければ。もっと精度を高めていきたい」と、表情を引き締めた。

 持ち味の直球は最速154キロをマークし、「(球速は)出るに越したことはないですけど。腕も振れていましたし、いい感じで投げられました」と手応え。

 一方で変化球の比率を増やしたことで4四球を与えただけに、「フルカウントから(チェンジアップ、カーブを)試しましたが四球につながってしまった。空振りを取れれば理想なんですけど…。精度は半々くらいですね。次(の登板)は結果にこだわって、四球も失点も防ぎたい」と力を込めた。