ロッテのドラフト1位、平沢大河内野手(18=仙台育英)が卒業式前最後の1軍試合を1打数無安打、1失策で終えた。

 5回無死一、二塁で代打に立ち、外角高めのボール球に手が出て空振り三振。そのまま遊撃守備に就き、裏の守りで2死から強い打球を後方にはじいて出塁を許した。8回の第2打席は先頭で四球を選んだ。

 28日の高校の卒業式に出席するため、26日に仙台に戻る。伊東勤監督(53)は「ここまでいい経験をしてると思いますし、2軍の方で何試合か出て、本拠地で(試合が)ある時にもう1回呼ぼうかな」と、29日から平沢を2軍に合流させることを明かした。教育リーグで実戦を積ませた後、3月8日の日本ハムとのオープン戦(QVCマリン)で再び1軍に戻す予定だ。