東京新大学リーグの創価大が2日、東京・八王子市内の同大グラウンドで日体大とオープン戦を行い5-0で勝利した。

 今秋ドラフト候補で186センチの長身右腕、秋元秀明投手(3年=三浦学苑)が先発し3回を2安打3三振無失点に抑えた。得点こそ許さなかったが、初回先頭打者に四球を与え、最速147キロを誇る直球はこの日138キロ止まり。「ストレートが走っていなくて変化球が多めになりました。結果的に0点に抑えられたのは良かったのですが…」と苦笑いだった。

 出来についてのコメントは控えめだったが、昨年は右肘や腰を痛めて思うように投げられない日々が続いただけに、最後の年にかける思いは強い。「去年、チームを見ていて(田中)正義におんぶに抱っこだったことがあらためて分かりました。今年にかける気持ちは強いので、何としても日本一を取りたいです」と、ドラフト1位候補の田中正義投手(3年=創価)、同じくドラフト候補に挙がる池田隆英投手(同)につぐ「第3の男」が決意を語った。