楽天のドラフト１位オコエ瑠偉外野手（１８＝関東第一）が、球界を代表する速球派左腕である西武菊池から安打を放った。

　第２打席となった５回無死一塁から、初球の真ん中１４６キロ直球を三遊間にはじき返した。１打席目は１５１キロの直球をファウルし、最後は外角低めのチェンジアップに空振り三振していた。

　すぐ次の打席で結果を出せるところが並の高卒新人とは違う。「球は速かった。（リリースポイントが）打者寄りで投げるので近く感じた。１打席目は焦った感じだった。ベンチの中で回ってくる間、タイミングをはかっていました。アピールとは思っていない。今は勉強が一番です」と、あくまで貪欲な姿勢で開幕１軍を目指している。