ソフトバンクの選手や球団関係者ら約300人が11日、ヤフオクドーム内で東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた。

 工藤監督は評論家時代に何度も被災地を訪れ、野球教室や募金活動に力を注いだ。「子どもたちが元気にやりたいことをできる環境が早くできればいいな、といつも思っています。勇気や希望を野球を通して、感じてもらえたら…」。さまざまな報道を通して、被災地の現状をチェックしている。「地元の人たちにとっての復興は、満足いくように進んでいないように見られる。仮設住宅にいる人や(地元に)戻れない人が一刻も早く帰れる状況になるのがベスト」と本当の意味での復興を願った。