ヤクルト畠山和洋内野手(33)が「4番DH」で先発出場し、実戦に復帰した。春季キャンプ中の2月4日にぎっくり腰を発症し、調整を続けていた。この日は4打席に立ち、無安打3三振1四球だったが、7回2死一塁の場面では左翼への大ファウルも放つなど復調気配だった。一塁走者として迎えた6回1死満塁では、飯原の三塁打で激走。一塁から一気に本塁まで走り抜け、生還した。

 試合後、「振る方に関しては全く問題ない。ピッチャーの球も思ったよりも見られたし、初めての実戦にしては良かった。開幕に間に合わせるつもりで急ピッチで動いている。僕は間に合うつもりでいます。ベストではないかもしれないけど、出られるように準備する。守備をやっていて(腰が)怖い時もあるけど、ちょっとずつ良くなっている。一塁(守備)は8、9割で動ける」と話した。