オープン戦初登板の中日吉見一起投手(31)が5回途中無失点と貫禄の投球を見せた。

 昨秋に右肘手術を受け、マイペース調整を続けてきた。12日の教育リーグで7カ月ぶりに実戦登板。それ以来のマウンドで、被安打5とピンチはあったものの要所であと1本を許さなかった。

 「結果的にゼロで抑えたけど、抑える、打たれるは別として調整段階。走者が出てからの制球をテーマに投げた」と57球を振り返った。開幕ローテーションには入らないが、早ければあと1度の2軍登板を経て、ローテ入りしてくる見通しだ。