実はすごい対決? 2年連続になる京セラドームでの阪神-中日戦は、1492試合連続フルイニング出場の世界記録を持つ阪神金本知憲監督(47)と、昨年3021試合出場の日本記録を打ち立てて引退した中日谷繁元信監督(45)の「鉄人対決」になる。

 中日は京セラドーム大阪で阪神に続いて直前練習。みっちり3時間近くも時間を割いて守備、打撃を行った。開幕投手の大野をはじめブルペンに入る投手も多かった。谷繁監督は「鉄人対決」との質問に「鉄人はお互いベンチにいるからあまり意味ないでしょう」と笑顔。金本新監督の印象については「選手として対戦していたときはお互い読み合いの勝負をしていた。アニキって言われていたけど、結構細かいことをする」と警戒した。

 昨年は同じ舞台で開幕戦から2試合連続サヨナラ負け。悪夢の3連敗で、シーズンでも9勝16敗と苦手にした。リベンジの思いは強い。