阪神は若い2人の力で競り勝った。先発岩貞祐太投手(24)が6回1失点で今季2勝目を挙げ、陽川尚将内野手(24)がプロ初本塁打の逆転2ランを放った。同い年のヒーローインタビューは以下の通り。
-2勝目。最後の場面
岩貞 勝ちたいという一心でベンチから応援していました。
-陽川とお立ち台
岩貞 とてもうれしいです。
-陽川選手、甲子園初のお立ち台です
陽川 サイコーでーす。
-岩貞選手とお立ち台
陽川 うれしいです。
-岩貞選手、投球は
岩貞 ちょっと慎重になりすぎて、リズムよく投げられなかったですけど、陽川のホームランのあと、江越のダイビングキャッチ、ボールはこぼれましたけど、ああいう姿を見て、絶対粘らないといけないなと、必死に投げました。
-陽川選手の本塁打は
岩貞 自分が投げているのを忘れるくらい、ほんとにうれしくて、ファンの人と同じように、純粋にうれしかったです。
-ベンチに帰ってきて声を掛けたのか
岩貞 覚えてないです。「おめでとう」と言ったと思います。
-6回のピッチングは
岩貞 陽川のホームランの後ということもあって、三塁打は打たれたのですが、それも江越がダイビングしてくれて、そういう気迫というものを感じて絶対に0点で抑えるという気持ちでいきました。
-1勝目より2勝目は
岩貞 2勝目もうれしいです。
-故郷熊本にも届いた
岩貞 つらい思いをしている人がたくさんいる中で自分ができることは限られているので、支援しながら野球は一生懸命頑張っていきたいと思います。
-陽川選手、逆転2ラン。プロ初ホームラン
陽川 すごく興奮しました。
-打席に入る前は
陽川 岩貞が粘っていたので、何とかチャンスを広げられるようなバッティングをしようと思って、ああいう結果につながってよかったです。
-相手の今永がいい投球。誰かからアドバイスは
陽川 監督から2打席目に「センターから逆方向へという気持ちで」と言われて、ああいう結果につながった。
-ベンチでに帰って監督に何か言われたか
陽川 覚えてないです。すみません。
-ダイヤモンド1周は
陽川 すごく気持ちよかったです。
-どんな気持ちで試合に臨んでいるか
陽川 こうして試合に出させてもらって、少ないチャンスですけれども、1打席1打席、結果にこだわってやっています。
-今日の1本で手応えは
陽川 過信せずに、明日切り替えてやっていきたいと思います。
-最後にひとこと
岩貞 たくさんチームに勝ちをつけられるよう、全力で気迫を出して投げていきたいと思います。
-陽川選手、お立ち台で言い足りないことは
陽川 ないです。