日本の野球場初となる観覧車は、思ったよりも高かった…。コボスタ宮城の左中間後方に新設された「スマイルグリコパーク」が今日3日にオープンする。

 2日は報道陣に先行公開され、午後1時から1時間乗り放題で、実体験した。早速男性記者4人で乗り込むと、観覧車はグングンと上昇。バックスクリーンを超え、高さ32メートルの照明も軽々超えると、最高到達点は36メートル。球場を最も高い位置から見下ろせて、意外とスリル満点。両チームのベンチはもちろん、丸見え! 試合中だと一層、楽しそうだ。球場後方には、仙台育英高校も見える。あいにくの曇り空だったが、快晴なら仙台港に広がる海岸線や、蔵王連峰も拝める可能性がありそうだ。

 1周約6分間で、400円。鳥飼健司企画室室長は「初めて野球を見るお子さまでも楽しめる球場にしたい」と言う。オフにはイケメン選手と一緒に観覧車に乗るデートプランなど、女性が喜ぶ企画が生まれるかも。ちなみに男性記者4人の総体重は333キロ。やや暑苦しく、ゴールデンウイークらしくない利用方法だったが、想定外? の重量にも強い安全面は確認してきました。【前田祐輔】