日本ハムが延長戦に持ち込まれ、痛い黒星を喫した。

 7回までに浅間のプロ初本塁打、レアードの2本塁打などで4点リードも、先発有原が8回に3失点。9回は守護神の増井が同点とされ、延長10回は新人井口が松田に決勝ソロを献上。首位との3連戦初戦を落とした。

 この日は「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2016」と銘打った、毎年恒例の人気イベントの初日。北海道新幹線カラーの限定ユニホームが来場者全員にプレゼントされたこともあり、満員の4万1138人の観衆が大声援を送ったが応えられず。栗山英樹監督(55)は「(選手に)勝たせてあげないといけないゲーム。(ファンにも)本当に申し訳ない。しっかりやります」と、痛恨の1敗を振り返っていた。