ロッテ唐川侑己投手(26)が今季3試合目の先発で、昨年8月8日以来の勝利を挙げた。

 1回1死一、二塁のピンチを断ち、6回まで散発3安打1失点で粘った。この日の最速は143キロ。ここ2年は不振が続いたが、球威が戻って緩急も生き返った。

 それでも唐川は反省を口にした。「内容はよくない。先頭に四球を出したし、四球が多かった。ストライク率もよくない。ただ修正はできました。真っすぐも強く投げられファウルも取れた」と、復活の手応えはつかんだ。