ヤクルトが、今季の交流戦では初のカード勝ち越しを決めた。同点の7回先頭で大引啓次内野手(31)が、決勝の2号ソロを右翼スタンドに放り込んだ。

 試合後のお立ち台では「本塁打は記憶にございません。ファンの皆さまの第三者の目で判断していただければと」と爆笑を誘った。21日付で辞職する舛添要一東京都知事の話題の言葉をもじった。マーリーンズ・イチローや中日大野も“ネタ”にしてきたフレーズ。大引は「ウケを狙っていました」と振り返った。