陸上男子100メートルのリオデジャネイロ五輪代表、ケンブリッジ飛鳥(23=ドーム)が29日、東京ドームで巨人-中日11回戦の始球式に登場した。セットポジションからワンバウンドの投球となって「日本選手権よりも緊張しました。なかなかできないことなので。楽しかったです。普段はあまり野球を見ていないですが、これを期にファンになりたいなと思います」と話した。

 25日の日本選手権では10秒16で初優勝を飾って、初めての五輪出場を決めた。「いろんな人から『おめでとう』といってもらってうれしかった。励みになりました」と喜んでいた。「リオ五輪は、出るだけで終わりたくない」と世界の強豪との勝負を誓った。